日程：2010年3月4日（木）～5日（金）
時間：13:00～17:30（4 日）、10:00～17:00（5日）
場所：ホテルロイトン札幌 2F リージェントホール
3月4日は第1部の国際シンポジウムが開催され、前半に基調講演としてオランダ・フードバレー理事長のDr. Roger van Hoesel 、イタリア・ボローニャ大学・産学連携本部長のDr. Bruno Quarta 、オランダ・ヴァーゲニンゲン大学・研究センター・上級研究員のDr. Charon Zondervan 、台湾・工業技術研究院・南研究所研究企画部長のMr. Eric Y. L. Tai から各地のバイオクラスターを紹介する講演がありました。
後半は、パネルディスカッションにて、(株)アミノアップ化学（当会会員企業）の藤井創氏および大阪大学の伊藤 壽記教授よりオリゴノールについて、また、ネピュレ(株)の加納勉氏および北海道大学の西村孝司教授より黒千石（黒大豆）についての事例紹介があり、その 後、基調講演者たちを交えて機能性や安全性、マーケティングなどについて活発な討論がありました。
3月5日には第2部としてBio-S並びに北海道バイオ産業クラスターフォーラムの成果報告会が催され、午前に 文部科学省の科学技術・学術戦略官の増子宏氏より「地域科学技術の振興について」と題しての基調講演、Bio-S事業総括の鈴木文夫氏よりBio- S事業の成果報告、北海道バイオ産業クラスター・フォーラムの工藤昌史氏より活動報告がありました。
午後からは大阪大学の伊藤壽記教授より「食の三次機能と免疫」と題しての特別講演がありました。その後、 Bio-S参画研究者11名からBio-Sにおける研究成果が報告されました。
両日を通して会場内外にBio-S研究成果ポスターや北海道バイオ産業クラスター・フォーラム参加企業の紹介ポ スターを掲示しました。
国際シンポジウムには200名近くの、報告会には160名近くの参加者があり、クラスター形成に関する国際的な議論が交わ されました。
この国際フォーラムはさっぽろバイオクラスター“Bio-S”、北海道バイオ産業クラスターフォーラム、財団法 人北海道科学技術総合振興センターの主催で、北海道バイオ工業会も開催協力して開催されました。
