第17回　AHCC研究会国際研究報告会が開催されました。

平成21年7月25（土）～26（日）にAHCC研究会による報告会が開催されました。
AHCC研究会（AHCC Research Association）は、AHCC等の機能性を基礎および臨床による検討を通して明らかにすることを目的として発足された学術団体として定期的な研究討論が積み重ねられています。

今回で第17回目を数える本研究報告会は、機能性食品を通じた代替医療におけるエビデンスの集積と活用に関する継続的な国際活動が認められ、経済産業省北海道経済産業局の後援のもとに開催されました。

基調講演にテキサス大学ヘルスサイエンスセンターのRichard J. Andrassy 先生をお招きし、一般講演21題、ポスター発表12題が行われました。総合討論では、がんの化学療法や感染症に対するAHCC、Oligonolの作用を知る上で必要となる研究課題など、幅広い意見交換がなされました。

今年から優秀な研究報告に対して授与される研究奨励表彰制度が導入され、北海道経済産業局長から優秀研究報告賞が関西医科大学外科の柳本泰明氏の研究が選ばれ授与されました。また、AHCC研究会会長からは優秀ポスター報告賞として大阪大学大学院医学系研究科の阪上未紀氏、若手研究者奨励賞にはテキサス大学ヘルスサイエンスセンターのジュディス・スミス氏がそれぞれ選ばれました。

参加者は日本国内のみならずアメリカ、スペイン、中国、韓国、台湾、タイ、シンガポール、ブラジル、ポーランド、エジプトなど世界12ヶ国から延べ300名近い研究者が集まり、より高度なレベルの研究成果が発表されました。

また、研究会について詳しい情報をお求めの方は下記ホームページもご参照ください。
AHCC研究会ホームページ　http://ahcc.jpn.org/