平成29年6月21日、一般社団法人北海道機械工業会、一般社団法人北海道バイオ工業会、北海道科学大学・北海道科学大学短期大学部及び北海道薬科大学の連携・協力に関する協定締結式が、 北海道科学大学において執り行われました。協定書の署名締結に先立ち北海道科学大学地域連携推進センター長の谷口尚弘教授より連携協定の概要について紹介があり、北海道科学大学北海道機械工業会の田中義克会長(トヨタ自動車北海道株式会社顧問)、北海道バイオ工業会の小砂憲一会長(株式会社アミノアップ化学代表取締役会長)、北海道科学大学・北海道科学大学短期大学部の苫米地司学長、北海道薬科大学の渡辺泰裕学長がそれぞれ協定書に署名を行い連携協定が締結されました。
協定締結後のご挨拶で、北海道科学大学の苫米地学長は、開学50年を迎え、これまでも個別の連携の実績はあったが、協定の締結をきっかけにこれまで以上に連携を進めて行きたいとし、北海道薬科代の渡辺学長は、特に応用薬学分野、基礎、臨床の両面でバイオ工業会との連携が期待されるとしました。北海道機械工業会の田中会長からは会社にあるニーズと資金に大学の知恵をマッチングできる可能性を感じており、大きなチャンスになるとご挨拶されました。北海道バイオ工業会の小砂会長からは北海道のものを北海道で完結してつくりあげて行く。その第一歩となり、今後大きな成果を生み出して行きたいと述べました。三者間あるいは会員企業と大学の共同研究や施設・設備の共同利用、大学オープンラボの活用などが期待されています。