北海道バイオ工業会では、去る8月17日に、北海道大学フード&メディカルイノベ―ション国際拠点にて「ライフサイエンスセミナー ~がんと炎症 研究の最前線~」を下記内容にて共催いたしました。
がん治療や炎症性疾患治療への研究をテーマとして、がん幹細胞や炎症誘導機構に関する研究について、それぞれの先生にご講演いただきました。講演後には、がんを含む疾患のバイオマーカーとして注目されている「エクソソーム」の高精度単離法の紹介がありました。
悪天候の中、92名の方にご来場をいただきました。ご参加くださりありがとうございました。
【プログラム】
講演① がん幹細胞を標的とした治療戦略(14:30-15:30)
慶應義塾大学医学部 先端医科学研究所 遺伝子制御研究部門 教授 佐谷 秀行 氏
講演② がん精巣抗原に着目したがん治療への応用(15:40-16:10)
札幌医科大学 病理学第一講座 准教授 廣橋 良彦 氏
講演③ 炎症回路とゲートウェイ反射による炎症性病態の制御 (16:10-16:40)
北海道大学 遺伝子病制御研究所 所長/教授 村上 正晃 氏
北海道バイオ企業の技術紹介 (16:40-17:00)
がんの発生・転移・進行の情報伝達役「エクソソーム」の高精度単離法
コスモ・バイオ(株) カスタマー・サービス部 西潟 久美子 氏