論文1 |
論文種別 |
ヒト介入試験 |
機能性分野 |
整腸 |
著者 |
Jun Nishihira, Hideo Hara et al. |
論文タイトル |
Amelioration of bowel movement by daily ingestion of Kumazasa (Sasa. senensis) powder... |
雑誌名 |
Functional Foods in Health and Disease |
巻号 |
9(5) |
ページ |
345-362 |
発行年 |
2019 |
要約(和文) |
和文タイトル:クマイザサ(Sasa. senanensis)粉末の毎日の摂取による便通の改善:プラセボ対照ランダム化二重盲検群間比較試験 英文タイトル:Amelioration of bowel movement by daily ingestion of Kumaizasa (Sasa. sananensis) powder: A placebo-controlled, randomized, doubleblind, parallel-group comparison study. 背景:クマイザサ (Sasa. sananensis (Franchet et savatier) Rehder)は、日本の北海道で育つ笹であり、伝統的に漢方薬や健康食品の材料として使われてきた。本研究の目的は、クマイザサ粉末(4.2g/日)を2週間毎日摂取し、便秘の改善効果を調べることにある。 手法:慢性的な便秘症の20歳から65歳までの日本人男女80名に対し、プラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間比較試験を行った。 結果:主要評価項目として、実食品(クマイザサ粉末)を2週間摂取したところ、プラセボ(でんぷん)と比較して、1週間あたりの便通の頻度が大きく向上した。クマイザサ粉末を2週間摂取したところ、プラセボと比較して便の臭いも大きく改善された。腹部の調子も、視覚的評価スケール(VAS)評価で大きく改善した。 結論:クマイザサ粉末の毎日の摂取は、便秘の改善に有効であると結論する。 |
論文概要 |
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